リハビリボウリング【前編】片麻痺でボウリングを再開できた経緯

ちょっと昔のちぃコロちゃん(妻)
もくじ

ボウリングを再開できた経緯

「再開した」のではなく「再開できた」のです

私は脳梗塞を発症して、後遺症である片麻痺が残ってしまったので、長年続けていたボウリングも完全に止めたつもりでした。

それでも、ちぃコロちゃん(妻)はボウリングを止めませんでした。大会やリーグに出て、ボウリング仲間とワイワイ投げるわけでもなく、たった一人なのに明るく元気にボウリングを続けたのです。

私自身は片麻痺以外の後遺症「脳卒中後うつ病:PSD」や「睡眠障害」もあったし、片麻痺でボウリングには必須の「小走り助走」すらできなくなっていましたので、ボウリングを再開するなど考えてもいませんでしたが、彼女が投げるのを見物するのが好きだし、ボウラー仲間やスタッフに会って話すのも気晴らしになるので、ちぃコロちゃん(妻)が投げるなら…っといつも付いて行き、彼女が投げる姿をかたわらで見ていました。

それから暫く経った頃、彼女は私に「助走や球速は気にしないでゆっくり軽く投げるだけならできるようになるんじゃない?ボウリング仲間も沢山いるし、ボールや用具も揃ってるし、ここで止めたら勿体ないよ!しげっトちゃんが投げられるようになるまでワタヒ頑張るから!」…その彼女の健気けなげで前向きな言葉に、私は弱気になっていた自分を恥じ、考えを改めました。そして、半年が過ぎたころ、恐る恐るボウリングを再開したのです…というか、ちぃコロちゃん(妻)のお陰でボウリングを再開できました。「再開した」のではなく「再開できた」のです。感謝。

私が再開したあと、彼女に一人でボウリングを続けていた理由を尋ねたら…「ワタヒまでボウリングを止めたら、しげさんが再開するチャンスがなくなってしまう~できるようになるまでワタヒ一人でも頑張るの!」という思いだったそうです。後に思えば、脳梗塞後、ボウリングを止めたつもりだった私をボウリング場に連れて行っていたのも「単に私の気鳴らしのためだけではなく、ボウリングを再開する気力や活力が戻るように連れ出してくれていた」のですね。

ちなみに、私は他のボウラーさんのペースには付いていけないので、大会やリーグ等の競技ボウリングは完全引退しています。ちぃコロちゃん(妻)も私に付き合って引退してます「しげっトちゃんが一緒に出ないんだったらつまらん!」ということで引退しました。

ちぃコロちゃん(妻)Instagram
ちぃコロちゃん(妻)のインスタの文体からは「さっぱり男前な性格」が垣間見えます

ボウリング再開後の体幹の修正やあれこれ

脳梗塞発症後は、片麻痺で体幹が狂って足腰が安定せず、投球の前後にビタ止まりできないので身体がブレます…というか、転ばないようにしつつ、コントロールを維持することに注力するので精一杯です。また、ボウリングのキモでもある軸足となる左足が耐えられずに、身体が回ってしまい、(右投げのボウラーなら、身体が左に回ってしまい、ボールが左に転がる状態)内ミスを連発していましたが、リハビリボウリングを続けるうちに体幹が少しずつ戻ってきて、今ではそれなりに普通に投げれるようになりました。私とちぃコロちゃん(妻)2人の投球動画は次回【後編】「2人の投球動画と解説編」でお届けします。

天候に左右されないリハビリとしてのボウリング。足腰の鍛錬にもなるし、続けて良かったと心から思います。私ら夫婦のコンセプト「回復は望めなくても、これ以上、悪くならないためのリハビリ」にピッタリのスポーツです。年配の60~80歳の皆さんも健康としてのボウリング「健康ボウリング」をやってますよ。

私は脳梗塞の後遺症か、喉元~気管支を冷やすと胸が強烈に苦しくなるようになったので、首にネックゲイターやウォーマーを巻いており、欠かせないアイテムです。

ボウリングの身体への負担や用具・ボールについて

ボウリングのボールについて

現在の私のボウリングのボールの重さは14ポンド=6.35kgですが、これくらいの重さなら大丈夫です。リハビリボウリングなら可能です。2個入りボウリングバッグは膝が耐えられず持つのがきついです。

以前の私のボールの重さは普通の男性と同じく15ポンドでしたが、脳梗塞発症の数年前に15ポンドボールを人にあげたり、オークションで売ったりして全て処分して、脳梗塞発症直前には、ちぃコロちゃん(妻)のお古の14ポンドボールに切り替えが完了していました。(偶然ですが運が良かったです)1ポンド下げた理由は虫の知らせでもなんでもなくて「もう若くないから1ポンド軽くする」という楽をしたいだけの理由でした。脳梗塞発症後はボウリングの完全引退も覚悟しましたが、前項にあるように、現在は14ポンド&よちよち歩きボウリングでリハビリボウリングをエンジョイしてます。

ちなみに、ニューボール補正もあって、新しいボールの方がピンが倒れやすい傾向にあります。そのため、大会やリーグに出ているボウラーさんは新しいボールを買います(2024年1月時点:1個3万円前後)。私ら夫婦は大会やリーグを完全引退しているので、スコアは目安程度に考え気にしていないので、新しいボールはもう必要ありません。現在は、レーンアジャストしてポケットヒットできればOKなコントロール重視のボウリングを楽しんでおります。ボールは過去に買ったものが山ほどありますので、レーンコンディションに合わせて10数個のボールをやりくりして使い分けてます

お下がりボールとドリルについて

私が使っているボールは、ちぃコロちゃん(妻)のお下がりです。当然、手や指穴サイズに個人差があるので異なります。その場合、一旦、古い穴を穴埋め液(プラグ液)で埋め(プラグ)改めて穴を開けます(ドリル)。中古のボールはこうやって自分の適正サイズに合わせるのです。自分の手や指のサイズを計測したデータは、所属センターに保管されているので、プラグやドリルはドリラーさんにお願いしています。

また、自分の投げ方やボウリングスタイルによってドリルの角度や方向が変わりますので、自分の投げ方を理解してドリルしてくれる方は良いドリラーさんということになります。勿論、「このボールはあまり曲がらないようにドリルして」「これは走るように」とか、様々な要望にも答えてくれます。

マイボールはドリラーさんに穴を開けてもらった後、最終的に各種ボウリング用テープを使い、自分の指にしっくりくるように穴を調整します。サイズ調整や指抜け(滑りやすさ)等々…テープはヘタリを感じたら貼り替えます。ちなみに、私は一旦テープを貼ったら、ほとんど貼り替えません。

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ボウリングのゲーム数や用具・身体への負担

私ら夫婦は毎回5ゲームを規定にしていますが、長年ボウリングしているため、自分のペースやボウリングに使う筋肉が慣れていること、自分専用のマイボールやマイシューズ使用しているので身体へ負担が少ないという理由もあります。

一般の方は、自分の身体と相談しながらまずは1~3ゲームを目安にボウリングするのが良いと思います。一つの理由として、ボールや靴の違いです。通常はボウリング場(センター)に置かれているハウスボールを使用しますが、ハウスボールは手や指に合っていないので、ボールを掴む握力も必要になってきますし、指を痛める可能性もあります。そのため手や腕にかかる負担も大きくなります。なお、ハウスボールは単なるプラスチックボールなので基本的に曲がりません。また、身体が慣れていない場合、過度なボウリングは身体への負担も大きくなります。ボウリングシューズについては後述します。

マイボールは自分の手や指のサイズに合わせた自分専用のボールです(通常はセンター所属のドリラーさんが一人ずつ計測して穴を開けて(ドリル)くれますので、ボールを掴むこともなく、身体への負担も少ないため、女性でも13~15ポンドを使うのが普通です。(ボウリングを始めたら、初期にボールを掴まないことを教えられます)靴に関しても左右のソールの用途や形状が違いまして、そのソールも面テープで簡単に張り替えができるボウリングシューズを履くのが普通で、自分のボウリングスタイルやアプローチの滑りやすさ等を考慮して、ソールを張り替えたりします。なので足腰への負担も少ないのです。

画像右のプラケースが私の道具箱:テープやら用具が入ってます。ちぃコロちゃん(妻)のも中身はだいたい同じですが、テープの種類が全然違います。

ちなみに、道具入れはボウリング用品のメーカーからも各種発売されていますので、他のボウラーの皆さんも自分の使いやすいのをチョイスしてます。私らはホムセンのプラケースなだけです。予備の道具やボールは全てセンターのロッカーに仕舞ってます。

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次回は2人の投球動画です

次回は私とちぃコロちゃん(妻)の投球動画「リハビリボウリング【後編】2人の投球動画と解説編」です。どうぞ宜しくです。ご精読感謝。

ご注意
この記事は医師や専門家が書いたものではありありません。あくまで「やまがらしげと」個人の独断による見解や判断が大量に含まれております。それらを解釈&実践して起きた被害、損害の責任は負いかねますので予めご了承下さい。

参考リンク

新狭山グランドボウル
私ら夫婦の行きつけのセンター。ワンフロア52レーン埼玉県最大のボウリング場。「NHK杯」や「全日本プロボウリング選手権大会」等の大規模な大会も開催されます。

「脳梗塞発症後の生活」について

「脳梗塞発症後の生活:アフターライフ」カテゴリーは、リハビリウォーキング、公園案内や自然、生き物の記録。リハビリボウリングや食生活、買って良かったもの等々、近況報告、ライフログです。皆様のお役に立てれば幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

画像や映像について

野外撮影の画像や映像は「URSネイチャーシリーズ」と同じく、メインのウォーキングの邪魔にならないよう小さなデジカメを使用しております。そのため映像や画像が不鮮明かつブレ等の不具合がある場合が御座いますので予めご了承下さい。

「リハビリウォーキング」と「ボウリング」について

2019年に脳梗塞発症を発症し、左半身麻痺の後遺症が残りました。元々低い運動能力が更に低下するも、一応、杖や器具なしの自力で歩けますが、同じ姿勢(例えば座った状態等)が続くと筋肉が硬直して、更に歩行が困難になってしまいます。私の場合、仕事や作品制作でデスクワークばかりなので、これ以上の悪化を防ぐため、空いた時間は、ほぼ全て、リハビリのためのウォーキングやボウリングに使っています。

脳梗塞・糖尿病・高血圧・男性更年期障害・脳卒中後うつ病・睡眠障害 等々ご興味ある方は↓ページリンクから「闘病記」カテゴリーを読んで下さいです。

URS.JP 各種バックナンバーのご紹介

「脳梗塞発症後の生活」バックナンバーのご紹介

脳梗塞発症後の生活のページ一覧です。リハビリウォーキング、公園案内や自然、生き物の記録。リハビリボウリングや食生活、買って良かったもの等々、ライフログです。

脳梗塞発症後の生活
「闘病記」カテゴリーのご紹介

脳梗塞・糖尿病・高血圧・脂質異常症・男性更年期障害や脳梗塞発症後、脳卒中後うつ病(PSD)や睡眠障害に悩まされた記録。自分なりの対象法。この「闘病記」が皆様の人生においてヒントの一つになれば幸いです。

2つのURSネイチャーシリーズのご紹介

「URSネイチャシリーズ」はリハビリウォーキング中に目に止まった自然や生き物を題材にした動画です。偶にウォーキングや自然と無関係の場合があるかも知れません。メインのウォーキングの邪魔にならないよう小さなデジカメで撮影しておりますので、映像や画像が不鮮明かつブレ等の不具合がある場合が御座います。予めご了承下さい。また、「URSネイチャシリーズ」は「私の脳梗塞発症後の生活」でもあります。

当サイト「URS.JP版」の各ページにはYou Tube動画本編に入りきれなかった動画や画像、裏話などが載っており、ネイチャーシリーズをより深く楽しめます。

「You Tube版」のプレイリストは一気見やシャッフル再生に最適です。画像クリックでプレイリストが開きます。

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