脳梗塞発症直後の血液検査と血圧の数値。そして血液検査のススメ

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今回は「脳梗塞を発症してからできなくなったこと」の予定でしたが、予定を変更して、まずは、「脳梗塞発症時の血液検査と血圧の数値」を公開します。ご了承下さい。

もくじ

血液検査数値2019年3月15日

血液検査の名称と数値の解説今回、注目すべき数値

HbA1c(NGSP):ヘモグロビンエーワンシー
HbA1cを簡単に言うと「過去1~2ヶ月の血糖値の平均値」ですので、この数値を見ればどんな状態なのか?一目瞭然です。検査前の短期間に頑張って血糖値を下げようとオラオラしても無駄無駄無駄無駄なのです。逃げも隠れもできません。HbA1c基準値は4.6~6.2%(厳密には5.6%未満)ちなみにHbA1cの数値は10%が上限です。これ以上の数値は記載されていません。
私の場合、その上限を大幅に超える「12.1%」!医師から「いつ死んでもおかしくないねぇ~」と言われ、即、強制入院させられるレベルです。
T-CHO(総コレステロール)
血中脂質(血液に含まれる脂肪分)の総量。基準値より高いと「脂質異常症ししついじょうしょう」と診断されます。(現在、高コレステロール血症と高脂血症こうしけつしょうの総称を脂質異常症と呼びます。動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞が発症しやすくなります。
私の数値は「243」ですので、生活習慣&食習慣の改善と投薬で治るかな?というギリギリセーフレベルでした。
LDL-C-直接法
前記したT-CHO(総コレステロール)の1つ、要注意なのが「LDL(悪玉)コレステロール」です。LDLコレステロールが増えると、動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞が発症しやすくなります。
私の数値は「153」ですので、生活習慣&食習慣の改善と投薬で治るかな?というギリギリセーフレベルでした。

血圧数値(家庭血圧)2019年3月13日~15日


血液検査の3日前、3月12日に病院のCT検査の結果で脳梗塞(ラクナ梗塞)と宣言されていたため、血液検査の日より2日早めの3月13日から、医師の指示により血圧の計測を始めてます。

ちぃコロちゃん(妻)直筆

チェック表は、起床時と就床前の各2回計測して、その平均値(上記表のグレーアンダーライン)を出す形式です。これまでにチェック表のフォーマットは数回変わっていますが記載する数値は変わりません
3月13日起床時平均が 207-130.5 就床前平均が 172-105.5 と凄い数値です。

ちなみに、血圧は「診察室血圧」「家庭血圧」の2つがありまして、病院で測る「診察室血圧」より外的要因のない家庭で測る「家庭血圧」の方が低めに出る場合が多いです。

正常値は収縮期血圧(上)が130未満、拡張期血圧(下)が85未満となっています。
私の場合、家庭血圧でも診察室血圧でも最高スコアの「Ⅲ度高血圧(180以上-110以上)」これ以降の測定値はない血圧の最高値です。王様です。

血圧が高いとどうなるの?だめなの?

「血圧が高いと血の巡りが良くなるからかえって良いんじゃないの?」といのは大きな間違いです!だめです。
心臓から送り出される血液量が多くて、血管が細く、血管壁が硬いほど血圧が高くなります。これが高血圧状態です。この高血圧状態が続くと、血管が傷ついたり、脳・心臓・血管・腎臓等に負担がかかります。その結果、動脈硬化が進行更にその結果、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが増大します。要注意です。

ご覧のとおり、私の数値はHbA1cや血圧のみでもいつ死んでもおかしくないレベル。全方位でやばい数値でした。

血液検査(生化学検査)のススメ

現状でご自分の健康状態を知りたければ(というか手遅れになる前に知っておくべきです)、「病院で血液検査をする」ことを強くお勧めします。血液検査の数値でだいたいの健康状態の目安になると思いますので、少しでも気になった方は血液検査にGO!
その際「生化学検査せいかがくけんさ」をお願いして下さい。血液などを科学的に分析し、健康状態や病気の程度を調べる血液検査の一種で、そこから更に肝臓系や腎臓系、その他、様々な箇所を重点的に血液検査することも可能です。

血液検査の設備が整っている病院なら、その日のうちに結果が出るのでお手軽です。まずは内科へ。覚悟完了しましょうもし数値に異常が出ても、現代の医学の進歩でしたら、そのほとんどは投薬や生活習慣改善で治りますよ

ちなみに私の場合、脳梗塞発症後、血液検査は、最初の1年間は月に1度、現在は2ヶ月に1度の定期検診でやってます。血圧は毎日朝と夜、体重を毎朝測定&記録しております。

ページの都合上、(私なりの)糖尿病や脂質異常、高血圧への対処方法や回避方法は、次回以降お伝えします。
次回は「脳梗塞の後遺症と対策:フィジカル編」の予定です。ご精読感謝。

「闘病記」バックナンバーのご紹介

脳梗塞・糖尿病・高血圧・脂質異常症・男性更年期障害や脳梗塞発症後、脳卒中後うつ病(PSD)や睡眠障害に悩まされた記録。自分なりの対象法。この「闘病記」が皆様の人生においてヒントの一つになれば幸いです。バックナンバーもこちらのリンクからどうぞ。

ご注意
この記事は医師や専門家が書いたものではありありません。あくまで「やまがらしげと」個人の独断による見解や判断が大量に含まれております。それらを解釈&実践して起きた被害、損害の責任は負いかねますので予めご了承下さい。
疾患に心当たりのある方々は専門医へのご相談&ご診断をお勧めします。

「脳梗塞発症後の生活」バックナンバーのご紹介

脳梗塞発症後の生活のページ一覧です。リハビリウォーキング、公園案内や自然、生き物の記録。リハビリボウリングや食生活、買って良かったもの等々、ライフログです。

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